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お知らせ

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バリアフリー住宅改修業者選定(補足)

先日、バリアフリー住宅改修業者選定についてお伝えさせて頂きました。
今回は改修業者選定の補足説明をさせて頂きます。

当事務所にはよく車椅子当事者やその家族の方から相談のお電話を頂きます。

相談内容の一例として
「この様な場合はどのようにしたらいいでしょうか。」
「この様に言われたのですが大丈夫なのでしょうか。」
等と。
一言お伝えさせて頂くのであれば、もっと早くお電話頂ければ
問題回避出来た事が多い事例が多々あります。

何故ならば、ご相談頂いた時点で既に8割方改修プランが出来上がっており
修正が効かない状態が殆どなんです。

(当事務所のPR不足が一因でもありますよね。反省しています。)

では、バリアフリー住宅・車椅子住宅の新築・改修事例の
流れについてお伝え致します。

車椅子当事者・ご家族からお話を頂いた時点で

①アセスメントの開始(聞き取り・確認等)
*家庭状況・障害状況・身体状況・車椅子操作状況・家屋状況・等
②関係機関との調整
*医療機関・行政機関(助成金申請・福祉サービス等)・等
③工事関係者との調整

となります。

①②にかなり時間を要します。何度も足を運び、都度確認をさせて頂きます。
対象の方が入院中であれば、
関わるリハビリ担当者・本人(車椅子当事者)に何度も車椅子操作の
確認をさせて頂きます。

ここで大事な事として2つの確認を挙げさせて頂きます。
①「排泄・入浴方法の確認」
②「車椅子の寸法確認」

理由として
①我々障害を負ってしまうと排泄方法は障害程度によって様々です。
入院中は医療従事者からの対応や環境が整備されている為
問題無く生活出来たのが、在宅では環境が未整備の為
生活し難い状況となります。
排泄方法については中々オブラートに包みがちで理解し辛い事でありますし、
車椅子当事者からすると車椅子当事者以外の人に対して話し辛い事と思います。
入浴方法も同じで理解し辛い事と思います。
生活する上でトイレ・浴室は必要不可欠の場所です。

②「たかだか1cm。されど1cm」です。
我々車椅子使用者は1cmでも入口が狭いと入れませんし、
高い昇る事は出来ないからです。

この点も参考にして頂ければと思います。

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