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住環境事例

脊髄損傷者の一人暮らし(3/3)-室内編

地域で既に一人暮らしで生活をされている脊髄を損傷された男性の住まい移転による
住環境整備となります。
今度の住まいは幸いにもバリアフリーの賃貸マンションでしたので、
室内各箇所の施主仕様に向けた機能面の住環境整備となります。

「充分な住環境整備」=「車椅子当事者の生活の自立」に繋がります。
勿論退居時に現状復帰時も視野に入れた住環境整備にします。

トイレ・浴室の住環境整備が無事完了し、次に室内に移ります。

現状はこの様な状態です。

 

 

 

 

賃貸住宅で車椅子で生活する上で注意する点として室内移動時に壁にキズを付ける事が挙げられます。
前輪(キャスター)・フットレスト部分が壁に当たるからです。
壁の壁紙を傷つけるだけなら張替えだけで済むのですが、
衝突による下地のボードにキズを
付けると現状復帰時に余計な費用が嵩むからです。

無駄な出費を防ぐ為にはどうするか。
壁にボードを貼り、コーナーにコーナーガードを施します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボードを貼る事で車椅子の衝突痕による、
壁・コーナーをこの様に保護する事が出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

車椅子で生活してから初めて分かるこの様な問題点。
車椅子使用者の「生活あるある事例」となります。

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