住環境事例(室内リフト)
長年の入院生活を経て在宅へ戻られてくる車椅子対象者宅の住環境整備となります。
怪我による四肢麻痺の状態で生活の殆どが要介助となる為
ご家族の介護負担軽減を考え室内のベットと車椅子への移乗は
リフトを使用する事としました。
在宅介護の問題点として挙げられるのは介助者による乗り移り介助、
所謂、介助者による移乗動作での抱き抱えによる
腰痛の発生が一番となります。
まずは部屋の出入口のは扉は車椅子でも楽に通過できる様に開口幅の広い
開き戸を取付ます。
元々和室であった部屋を対象者の身体機能で体温調整が効かない事を考慮して
温水床暖房を敷き詰めたフローリングに変更した洋室に天井走行リフトを
設置します。
天井走行リフトの移動は
上下は自動。天井の左右の向きは
手動。となります。
対象者を包むのはスリングシート
を使用します。
同時に設置した介護ベットととの位置関係は
この様になります。