住環境事例 進行性疾患の方の住環境整備 進行性疾患の方の住環境整備 7年前に娘さんの住環境整備を行った施主様宅となります。 今回はお母様の生活改善に向けた住環境整備となります。 生活スペースを2階から1階に移動します。 各部屋間は全てバリアフリーとなっています。 和室の改修前 和室の改修後 改修後の断熱材充填後の床暖房敷き込みのフローリング 押入の改修前 押入の改修後 専用のトイレに変更となります 洗面所の改修前 洗面所の改修後 車椅子動線を考慮して洗面所と洗濯機の位置を入れ替えます 浴室の改修前 浴室の改修後 開き戸から折戸に変更しました その他動線を考慮して手摺を設置します。 介護ベットも導入します。 改修前の現状画像となります。 さあ住環境整備のスタートです。 和室を専用の居室とする為畳は撤去し断熱材を充填し、床暖房を敷き込みます。 押入は撤去し、専用のトイレを新設します。 床材を貼る前に、床鳴りを防止する為にウレタン系ボンドを使用します。 施主が選定した床材を貼って行きます。 押入を撤去して利用者専用のトイレを設置します。 まずは扉を設置します。 車椅子でも対応可能し易い様に両サイドが入室可能タイプとすると同時に 扉取っ手も病状に対応して掴みやすい対応にしています。 新規の浴室の天井は24時間換気扇・天井灯・天井点検口出入口を取付ます。 新規床は新規トイレ用配管を設置します。 壁・巾木は施主に選定して頂いた材料を取付します。 洗面所は車椅子動線を加味して洗面台・洗濯置場の位置を変更します。 変更に伴い新規手摺設置箇所の下地補強も万全です。 洗面脱衣室も設備品を取り付けるだけの状態となりました。 次に新規トイレの設置に移ります。 対象者の身体状況に併せ 立ち座りがサポート出来るトイレリフトを設置しました。 垂直昇降が144mm。斜め角度が15°となり、立ち座り時の負担軽減となります。 仕上がりがこの様になります。 コンクリート駐車場目地段差解消