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住環境事例

脊髄損傷者の一人暮らし(2/3)-浴室編

地域で既に一人暮らしで生活をされている脊髄を損傷された男性の住まい移転による
住環境整備となります。
今度の住まいは幸いにもバリアフリーの賃貸マンションでしたので、
室内各箇所の施主仕様に向けた機能面の住環境整備となります。

「充分な住環境整備」=「車椅子当事者の生活の自立」に繋がります。
勿論退居時に現状復帰時も視野に入れた住環境整備にします。

まずは我々車椅子使用者が生活する上で重要な点となる箇所の1つが浴室となります。
水を使う箇所でもある為通信機器の使用の制約の事考えます。

改修前はこの様な状況です。

 

 

 

 

 


洗い場にも段差が生じておりその点を解消。
又施主は浴槽に浸からず、
シャワー浴と言う事も念頭に住環境整備を行います。

 

 

 

 

浴槽の上に入浴台(移乗台)を設置し、車椅子からその上に直接乗り移ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車椅子から移乗する時に脱輪しない様に事前確認済です。

 

 

 

 

カラン(水栓)も使い易いタイプ(レバー式)に変更します。

 

 

 

 

 

 

 

 

これで入浴も自立可能となります。

 

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